ゴールキックを飛ばす方法【ボールが飛ばないのには理由がある】

ゴールキックを飛ばす方法【ボールが飛ばないのには理由がある】

 

ゴールキックが飛ばない

 

ゴールキックを飛ばす方法【基本技術】

 

プロや熟練のゴールキーパーでない限り「ゴールキックを遠くに飛ばしたい」と悩んでいるキーパーの方は多いと思います。

 

また、インターネットや解説本などで「ゴールキックを飛ばす方法」などで検索すると、色々な回答を得る事ができます。

 

例えば,ゴールキックの重要点については下記のような点が挙げられると思います。

 

 

・軸足をしっかりする
・筋力を付ける
・軸足の位置
・蹴り足を早く振る
・インフロントで蹴る 等
・フォロースルーを大きくする
・助走位置の距離
・蹴り足を固くして蹴る

 

これは確かに正しい意見です。

 

ですが、ゴールキックに悩みのある方は、このような意見を聞いて、どういう風に感じたでしょうか?

 

なるほど

 

「なるほど、そうすればいいのか。」

 

また

 

「えっ、こんなに気をつけるべき事が沢山あるの?」

 

とか

 

「ちょっと分かりにくいな〜。」

 

など人によって受け止め方はさまざまでしょう。

 

ですが、これらの意見をあまりにも真剣に受け止めすぎてはいけません。

 

なぜなら、これら複数の事柄を同時に練習できるほど人間は器用でありませんから。

 

また、もしあなたがそんなにも器用な人なら、このホームページにも訪れていないのではないでしょうか。

 

 

実際に理想のゴールキックを見る事が大切

 

見る

 

あなたは「百聞は一見にしかず」という言葉をご存知だと思います。そうです「100回聞いた内容よりも1回見た事の方が価値がある」という意味を表した言葉です。

 

ホームページや本などで言葉で教わるよりも、実際に自分の目で上手なゴールキックを見る方が100倍効果が期待できるでしょう。

 

ですが、あなたがホームページで答えを探しているという事は、あなたのまわりにゴールキックの上手い人がいないという事だと思います。

 

それでしたら、非常に良い方法があります。それは、今の時代だからこそ活用できる方法です。多分勘が良い方でしたらお気づきになったでしょう。

 

そうです。ネット動画です。今はネットで検索すれば、自分が望む動画がすぐに見つかります。ゴールキックに関する動画も例外ではありません。

 

動画でしたらゴールキックの一連の動作を目で見る事が可能です。また、何回でも繰り返して見る事ができます。

 

ゴールキックを飛ばす方法【オススメ動画】

 

 

私がオススメなのは「ゴールキック 動作分析 」という動画です。これはユーチューブの比較的短めの動画です。「理論的な事」と「実際のゴールキックのイメージ」を両方学べる動画になっています。

 

ゴールキック 動作分析


https://www.youtube.com/watch?v=4Ng51iPIjTk

 

参考までですが、この動画では下記の点が重要だと紹介しています。

 

・踏み込み幅を大きくする
・バックスイングを大きくする
・フォロースルーをしっかり行う
・インパクトへ向けて膝をしっかりまげる
・軸足をしっかり地面に設置する
・インパクト時、若干体を寝かせる

 

このような理想的なゴールキックの動画を何回も見て「一連の動作を自分の頭でイメージ」する事が良いでしょう。それと同時に動画で理論的な部分も学んでください。

 

イメージトレーニングの重要性

 

イメージトレーニング

 

次にイメージトレーニングの重要性について、少しだけお伝えしたいと思います。

 

その為にあるイメージトレーニングの実験をご紹介します。

 

バスケットの例ですが、シュートの練習の習熟度を2つのグループに分けて実験をしました。

 

1つは、シュート練習を1時間するというグループ。

 

もう一方は、同じくシュート練習はするけれど、イメージトレーニングをして1時間より短い時間の練習をするグループ。

 

こういう実験の話を聞くと「練習量が多い方が上達する」と思いたいという人もいるのではないでしょうか?

 

実際日本人は真面目な国民性なので、練習量を重視する人の方が多いと思います。

 

ですが、この場合「練習量が少なくてもイメージトレーニングをした方がシュートの技術が上達した」という結果が出たそうです。

 

また、このイメージトレーニングの重要性は、オリンピックのメダルの数でも分かると思います。

 

日本人のスポーツ選手は外国人に比べてはるかに練習量が多いと言われています。ですがオリンピックなどの大きな舞台になるとメダルの数が伸び悩む。

 

これも日本選手のイメージトレーニング不足が指摘されています。

 

いかがだったでしょうか。もしあなたがイメージトレーニングの重要性に納得できたなら、ぜひゴールキックの練習にもイメージトレーニングを取り入れてみて下さい。

 

ゴールキックを飛ばす、お勧めポイント

 

またイメージトレーニングに行き詰まったら、今度は理論的な部分を重点的に勉強するという方法もお勧めです。

 

そこで、先ほどご紹介した動画の中で私が特に重要だと思うポイントをご紹介したいと思います。

 

フォロースルーをしっかり行う

 

フォロースルーをしっかりと

 

ゴールキックを遠くへ飛ばす為にはフォロースルーをしっかり行う事が重要になってきます。

 

なぜならば、ボールを遠くへ飛ばす為には最後まで蹴り切るという事が必要だからです。

 

実はこれはサッカーのゴールキックに限った事ではありません。

 

例えば野球(ベースボール)のホームランバッターを想像すると分かりやすいかもしれません。

 

特にアメリカのメジャーリーグのホームランバッターは、フォロースルーも非常に大きいです。

 

それだけに三振した場合には空振りの動作も豪快ですよね。

 

またこれは、野球選手の全身の力がバットとボールが当たる部分に集中しているからだと言う事もできます。

 

その結果フォロースルーや空振りが自然と大きくなっているのです。

 

ゴールキックもこれと同じで全身の力が効率良く蹴り足に集中すれば自然とフォローするーもしっかりしていきます

 

軸足をしっかり地面に設置する

 

軸足を地面に設置

 

ゴールキックが得意でない人の中には、ゴールキックをした際に、自分の意思とは関係のない方向に飛んでしまったという経験がある人もいるかもしれません。

 

ですが、実際の試合でそんな事になってしまっては、せっかく威力のあるゴールキックが蹴れたとしてももったいないですよね。

 

実は威力が強く正確なゴールキックを蹴る為には「軸足をしっかり地面に設置する」事が重要になってきます。

 

簡単に言うと軸足はゴールキックを蹴る際にボールに力を伝える土台の役目を果たしてくれます。

 

分かりやすい例で言うと、ゴールキックの軸足は大砲の土台のようなものと考えると良いでしょう。

 

ちょっと想像してみて下さい。

 

もしも大砲の土台が固定されていなかったらどうなるでしょうか?

 

大砲の砲弾が発射された時に反動で砲身(本体)が動いてしまい、標的に弾を当てる事難しくなってしまいます。

 

つまり、強く正確なゴールキックを蹴る為には「軸足をしっかり地面に設置する」事が重要になってきます。

 

インパクト時、若干体を寝かせる

 

体を寝かせる

 

遠くへゴールキックを飛ばす為には、ゴールキックを蹴るインパクト時に若干体を寝かせる事が重要です。

 

遠くへボールを飛ばす為にはできるだけ強い力をボールの本体に伝える必要があります。

 

その為には、タテ方向の力だけでなく横方向の力を有効に活用する事が重要です。

 

例えば横方向の力を遠くへ飛ばすという事に有効に活用しているスポーツが陸上競技の「ハンマー投げ」だと思います。

 

ご存知だと思いますが、ハンマー投げは自分の体を軸にして横方向にハンマーを回転させて、ハンマーをできるだけ遠くに飛ばす競技です。

 

ですが、もしハンマー投げを縦方向に回して投げようとした場合には、どうなるでしょうか?

 

たぶん腕だけの力でハンマーを投げる事になってしまうでしょう。

 

つまり、体全体でハンマーを投げる為には横方向の力を活用する方法がベストであるという事です。

 

同じように体全体の力を有効にサッカーボール伝えようと考えると、縦の力だけでなく横方向の力を活用する事が重要となってきます。

 

つまり横方向の力を有効活用する為の方法として「インパクト時、若干体を寝かせる」事が重要になってくるのです。

 

「ゴールキックの練習」に行き詰まってしまったら

 

行き詰まり

 

例えばこんな方もいると思います。

 

「イメージトレーニングで何回も動画を見たけれど、イメージどうりにゴールキックができない」

 

そんな時は無理にイメージトレーニングに固執する必要はありません。

 

例えば皆さんは次のような経験はありませんか?

 

「一つの勉強または趣味に集中して取り組んだけれど行き詰まってしまった。」

 

そして

 

「息抜きにや現実逃避でゲームや他の事をしてみたら、そのおかげで行き詰まりを解決するヒントが見つかった」

 

実はこのような事は多くの人が経験している事なのです。

 

物事に生き詰まった時には、その時には必要としていた集中的な視点ではなく、もっと広い目線での思考や考えが必要な場合もあります。

 

例えばプロスポーツ選手の中には、自分の専門とは全く関係のないスポーツを意識的に体験して、自分の専門分野に生かすという試みをしている方も多くいらっしゃいます。

 

これは意識的に自分という「一つの視点」から一旦離れ「第2の視点」から自分の専門分野を見つめ直すとう行為です。

 

つまり、私が言いたいのは「一生懸命サッカーの練習や勉強をするだけがゴールキーパーの役目ではない。」という事です。

 

行き詰った時には、あえて今と違う視点を見つける為に違う事に取り組む勇気も必要だという事も覚えておいて下さい。

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