ゴールキーパーに必要な能力とは【また必要なトレーニングとは?】
【1】体の大きさ
当然の事ながら、ゴールの大きさが決まっているだけに、ゴールキーパーは体が大きい程有利です。
体が大きければ、当然手の長さも長くなりますので、ゴール上方だけでなく横のスペースも効果的に塞ぐ事が可能になります。
しかし身長が大きくなかったとしても、瞬発力と俊敏性でカバーできるので、絶対条件ではないでしょう。
【2】動体視力
動体視力とは動く物を見る能力の事です。ゴールキーパーに限らず優秀なスポーツ選手は動体視力が優れていると言われています。
動体視力を鍛える方法は、専門的なトレーニングマシンを使う方法も考えられますが、簡単に鍛える方法もあります。
例えば、速読は動体視力を鍛える方法として効果が高いと言われています。
学生のゴールキーパーの方は「勉強」と「動体視力のトレーニング」、両方を実践できるのでオススメの方法です。
また最近ではメガネをかけるだけで動体視力が鍛えられる商品「プライマリー」というものまであるらしいです。
技術の進歩は凄いものですね。
【3】反射神経
ゴールキーパーで言えば、飛んできたボールに素早く反応する能力の事です。
反射神経を鍛える方法で、日常生活でもできる方法でよく言われているのは次のような方法です。
「電車に乗っている時に窓から外を見て踏切が見えた時に手を握る」
通学や通勤に電車を使っている方には良い方法かもしれません。
【4】瞬発力
タテ方向の瞬発力は垂直跳びやスクワットで鍛える事が可能です。
しかし、ゴールキーパーに必要な動きはタテ方向の他に「横、前後、斜め」の全ての動きが必要となります。
例えば下記のようなトレーニング方法なら、時間と場所を探して手軽にできるのではないでしょうか。
【5】コミュニケーション能力
ゴールキーパーは攻めている時、攻められている時、両方のゲーム状況が全て見えている状況です。
それだけにチームのメンバーに指示を出すという役割も求められます。
そのようなコミュニケーション能力の重要性から、現在日本のJリーグでは外国人キーパーは少ない状況です。
やはりとっさの時に日本人に外国語でコミュニケーションというのは無理があると言う事ですね。
コミュニケーションの基本はやはり信頼関係です。
キーパーの人は一般プレイヤーよりも、チームメンバー一人一人と密なコミュニケーションを取る必要があるという事でしょう。
【5】経験
やはりキーパーはセンスよりも経験が重要となるポジションです。
技術的に専門的すぎて、とても1年やそこら練習をした所でモノにできるポジションではありません。
また1ミスがそのまま失点に繋がるので、精神的なタフさも求められます。